投資苑 − 心理・戦略・資金管理
という本を購入。自分の関心のあるところは大方読み終わり、後は実践だ!!というところですね。この本は最初から最期まで通読する、っていう読み方ではなくて辞書的に使うのが良いと思います。僕のオススメは「イントロダクション」→「リスク・マネジメント」→「古典的チャート分析」以上、実践!→気になるところをつまみ読み。という方法かなぁ。
今、会社でも株やら、投資やらが大流行で楽しい(汗
自分の勤め先みたいなところには、ストックオプションに夢膨らませて(欲に目がくらみともいう)入ってきている人が少なからずいるので、当然といえば当然か。
著者のアレキサンダー・エルダー氏は精神分析医であり、人間の心理を理解することの重要性から、ファンダメンタル分析よりもテクニカル分析を進めている。ファンダメンタル分析が役に立たないというわけではないでしょう。しかし、ファンダメンタル分析家の心理も含めて現在のトレンドが形成されるために、テクニカル分析でカヴァーできる。という主張かな。
「イントロダクション」の「あなたに不利なオッズ」ではいきなりガつんとくる。トレーダーはそもそも不利な条件での投資であり、ゼロサムゲームではなく、マイナスサムゲームであることを理解せよ。とくる。
つまり平均的な投資家である場合、それは損をするんだということを意味する。つづいて、個人(トレーダー)の心理について、集団(トレーダの集まり)としての心理について説明がある。
この本ではとにかく、自分の感情を制御することの重要性を説く。必ず、ストップオーダーを出す。スリルを求めない。ただ淡々とトレードする。とかね。
そして、テクニカル分析についてがとてもよい。わかりやすいし、網羅性もある。僕はとりあえず「古典的チャート」を読んで、「コンピュータ・テクニカル分析」は飛ばし。「新しいテクニカル分析」とかももう頭いっぱいいっぱいなので、まずは古典を身につけることに集中しよう。
最期に「リスクマネジメント」。リスクマネジメントの重要性は投資に限らず人生についてもいえると思う。リスクは許容範囲内に管理しましょうね。
というわけで、現状ダメダメであると強く思い知らされたのでしたとさ。
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