前職の同僚にどう申開きしたら良いやらですが、さくらの共用サーバーが十分使える予感。
なんかFreeBSDに慣れていないのと、共用のためにできることが限られていると思っていたのですが、
実際3回くらい設定してみると気持ちよくなってきました。
sshでログインしてシェルが使えないと流石になにもできないので、この文章は「さくらのレンタルサーバー スタンダード」以上が対象です。
スタンダードは月額500円ですよね。今借りてるさくらの専用サーバー・・・月額9800円解約?
さくらのレンタルサーバ非公式FAQ なんて非公式
まとめサイトもあるくらいで、情報量が沢山あるのは嬉しいところ。だいたいのことは検索すれば
答えが出ています。
というわけで、備忘録的に作業内容をまとめてみます。
ログイン初期シェルをcshからbashに変更
% chsh -s /usr/local/bin/bash
Password:
chsh: user information updated
% exit
一回ログアウトして再度ログインすればOK.bashで気持ちよく作業ができるようになります。
subversion クライアントのインストール
$HOME/usr 以下にプログラムはインストールしていくことにしました。
tarballを持ってきてコンパイル。
$ cd ~/software
$ wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-1.6.6.tar.bz2
$ wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-deps-1.6.6.tar.bz2
$ tar jxf subversion-1.6.6.tar.bz2
$ tar jxf subversion-deps-1.6.6.tar.bz2
$ cd subversion-1.6.6
$ ./configure –prefix=$HOME/usr –with-ssl –without-berkeley-db
$ gmake
$ gmake install
/usr/bin にパスを通しておきます。また、SVN_EDITOR に vi を設定してます。
$ vi ~/.bash_profile
PATH=$PATH:$HOME/usr/bin
SVN_EDITOR=vi
export PATH SVN_EDITOR
$ source ~/.bash_profile
vim7.2 のインストール
$ cd ~/software
% wget ftp://ftp.vim.org/pub/vim/unix/vim-7.2.tar.bz2
% wget ftp://ftp.vim.org/pub/vim/extra/vim-7.2-extra.tar.gz
% wget ftp://ftp.vim.org/pub/vim/extra/vim-7.2-lang.tar.gz
% tar jxf vim-7.2.tar.bz2
% tar zxfv vim-7.2-extra.tar.gz
% tar zxfv vim-7.2-lang.tar.gz
% cd vim72
% mkdir patches
% cd patches
% curl -O ‘ftp://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.2/7.2.[001-344]’
(ftp://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.2/ のパッチ最終番号を取得し、344の代わりに入れて)
% cd ..
% cat patches/7.2.* | patch -p0
% ./configure –enable-multibyte –enable-xim –enable-fontset –with-features=big –prefix=$HOME/usr
% make
% make install
vimrc で自分好みの設定をしてください。日本語自動変換等設定しておくとしあわせ。
$ vim ~/.vimrc
ずんWiki – vim の .vimrcを使わせてもらいました。
参考サイト:
さくらインターネットの共用サーバでデフォルトのシェルを bash に変更する – talk to oneself 2
さくらインターネットに、svnクライアントをインストールする – 週記くらい(BTS開発記)
さくらインターネットの共用サーバに vim をインストールする – talk to oneself 2
ずんWiki – vim
先人たちのノウハウは素晴らしいです。ほとんどそのままに、最新のバージョンに変えたくらいですね。
今回はtarballから入れたのですが、今後は ports で管理すべきかな。バージョンアップに追従していくのが辛いですからね。